Rで解析:擬似データを作成するのに便利です。「wakefield」パッケージ

Rの解析に役に立つ記事

ランダムな文字や数値の配列を取得する「sample」コマンドがありますが、取得内容が異なるデータを多く用意するのは入力が面倒です。そんな面倒を解決するパッケージの紹介です。

収録されている87種の文字や数値の配列を取得するコマンドから27種を表で紹介します。他のコマンドはパッケージのヘルプを確認してください。

また、本ブログではランダムなデータを取得する他のパッケージを紹介しています。ぜひ、検索してみてください。

パッケージバージョンは0.2.0。実行コマンドはR version 3.2.2で確認しています。

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パッケージのインストール

下記、コマンドを実行してください。

#パッケージのインストール
install.packages("wakefield")

収録コマンド

コマンド名の後ろに「(n);nは生成する数」で実行します。n以外にも設定されているオプションがあるので、各コマンドのヘルプを参照してください。

コマンド名ディフォルトで取得できるランダムな値
age年齢
animalanimal_listに収録されている動物名
anserYES,NOのベクトルデータ
area市外,都市,田舎のベクトルデータ
car自動車名のベクトルデータ
color色名のベクトルデータ
date_stamp現月日からのランダムベクトルデータ
eye目の色
grade平均88とした評価数値
grade_levelKと1-12の評価基準
groupContro,Treatmentのグループ名
hairBrown,Black,Blonde,Redの色
hourhh:mm:ss
id4桁の数字
internet_browserChrome,IE,Firefox,Safari,Opera,Androidのブラウザ名
language言語名
level1-4の数値
likertStrongly Agree,Agree,Neutral,Disagree,Strongly Disagree
maritalMarried,Divorced,Widowed,Separated,Never Married
minuteH:M:S
month
r_sample_logicalTRUE,FALSEの理論値
r_sample_orderedLETTERS[1:5]のアルファベット
sexMale,Female
stateアメリカの州名
stringA-Z,a-z,0-9
year1995-2015年

少しでも、あなたのウェブや実験の解析が楽になりますように!!

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