Rで解析:RStudioを使ったmarkdown

Rの解析に役に立つ記事

RStudioを使って、データを定型的なワードやPDF、HTMLファイルに出力することを想定し、rmarkdownの記述方法を紹介します。

markdownは「一定の間隔で、同じようなレポートを作成している方」にオススメしたい技術です。特に、統計ソフトで図表を作成し、ワードに貼り付けていた方の役にたつ技術だと思います。

文章のひな形を作成するが若干大変ですが、紹介する「シンタックスとチャンクの入力例」を参考にしていただくと、意外と簡単に作成できると思います。作業時間を大幅に短縮でき、お役に立てるのではと思います。

実行コマンドはwindows 11のR version 4.1.2で確認しています。

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まずは、RStudioの導入

RStudioオフィシャルページの更新でスクリーンショット内容が異なるかもしれません。

・RStudioオフィシャルページ:http://www.rstudio.com/

screenshot-www.rstudio.com 2015-06-17 04-48-30

RStudioオフィシャルページのTopに表示される赤枠部分「Download RStudio」をクリックします。

screenshot-www.rstudio.com 2015-06-17 04-49-01

表示されるページ内、赤枠部分「Desktop」をクリックします。

screenshot-www.rstudio.com 2015-06-17 04-49-36

左側「Open Source Edition」最下部の「DOWNLOAD RSTUDIO DESKTOP」をクリックします。

表示されるダウンロードページより、使用中のOSにあったファイルをダウンロードして導入します。RStudioはR Markdownだけでなく、実行コードの管理が簡単なので作業効率が良くなると思います。RStudioを色々さわってみてください。

なお、Rmdから各種ファイルの変換はコード表示ウィンドウのタブ直下、歯車左側にメニューがあります。


PDF変換に必要なソフトウェア

使用環境に合わせて下記URLよりソフトウェアをインストールしてください。

・windows
TexLive
https://www.tug.org/texlive/

・MacOS
MacTeX
http://tug.org/mactex/


日本語を含む文書のPDF文字化け防止

参考にしたサイトを紹介します。下記サイトはMac OSの説明ですがwindowsでも適応できます。参考にすることで「日本語の文字化け問題の準備」は解決します。下記サイトを参考にソフトウェアを追加してください。

「りんごがでている」
RStudioから使えるR Markdownで日本語のPDFを作成する
http://bicycle1885.hatenablog.com/entry/2014/10/15/032024

もう一点、注意点があります。

markdownのファイル末尾に余計な空白があると、正しく「文字化け対策の準備が出来ていても」変換時にエラーとなります。「文書」の終わり以降の空白や改行は削除してください。


シンタックスとRチャンクの記述方法

基本的なmarkdownファイルを作成できるように、最低限のシンタックスとRチャンクの記述方法をまとめました。Rmdファイルと、Rmdファイルから作成したワードとpdfを紹介します。なお、Rmdファイルはmarkdownの記述です。RStudioで開いてください。ワード、PDF、HTMLはRStudioで出力できます。いろいろ、試してください。

ぜひ、ダウンロードして内容を確認してみてください。

・マークアップファイル

・出力ファイル


HTMLでの出力内容


少しでも、あなたの解析が楽になりますように!!

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