vectorを操作するのに役に立つかもしれないコマンドの紹介です。「R言語徹底解説」を読んで改めて役に立つと感じたコマンドの紹介です。特に属性を付与する「attr」コマンドは多くのパッケージ利用に役に立つと思います。
参考までに「attr」コマンドを利用してパッケージの使用例です。グラフラベルのデータを付与しています。
・Rで解析:関係性を表現!サークルプロットを作成「circleplot」パッケージ
https://www.karada-good.net/analyticsr/r-438/
「R言語徹底解説」を含めたRのオススメ書籍です。
・おすすめ!勝手にランキング:Rで解析するなら、ぜひ持っていてほしい書籍
https://www.karada-good.net/analyticsr/r-8/
実行コマンドはwindows 7およびOS X 10.11.2のR version 3.2.3で確認しています。
実行コマンド
詳細はコメント、コマンドのヘルプを確認してください。
#倍精度小数点
DoubleVec <- c(1, 2.0, 3)
#classの確認確認:typeofコマンド
typeof(DoubleVec)
[1] "double"
#よく使用するclassコマンド
class(DoubleVec)
[1] "numeric"
#数値の後ろにLを付けると整数になります
IntVec <- c(1L, 2.0L, 3L)
#確認
typeof(IntVec)
[1] "integer"
#よく使用するclassコマンド
class(IntVec)
[1] "integer"
#属性を付与する:attrコマンド
#初期状態の確認
str(IntVec)
int [1:3] 1 2 3
#属性の付与,意外な所で役に立ちます
attr(IntVec, "属性") <- "属性の付与"
#確認
str(IntVec)
atomic [1:3] 1 2 3
- attr(*, "属性")= chr "属性の付与"
少しでも、あなたのウェブや実験の解析が楽になりますように!!