Rで解析:APAスタイルのテーブルをワードで出力「apaTables」パッケージ


アカデミック関係者であればAPAスタイルに馴染みがあると思いますが、ウェブに関わる関係者であれば「なんのこと?」と思われるかもしれません。APAスタイルはAmerican Psychological Associationで示された、論文執筆に関する仕様書となります。

Psychologicalと示されているように本来、心理学分野の仕様書ですが「第3者が理解しやすい表現をまとめたもの」であったため、現在は広い学術分野で利用されています。その他に、メジャーな仕様書としてAmerican Institute of Physicsで示されたAIPがあります。さすが物理学です。

本パッケージでは、APAに準拠した表を作業フォルダにワードで保存します。ぜひ、実行コマンドを試していただければと思います。

パッケージのバージョンは2.0.8。実行コマンドはwindows 11のR version 4.1.2で確認しています。

パッケージのインストール

下記コマンドを実行してください。

#パッケージのインストール
install.packages("apaTables")

実行コマンド

詳細はコマンド、パッケージヘルプを確認してください。

#信頼区間をノートに表示:show.conf.intervalオプション;TRUE/FALSE
apa.1way.table(data = viagra, iv = dose, dv = libido, landscape = TRUE,
               table.number = 1, show.conf.interval = TRUE,
               filename = "One-WayTable.doc")

#Two-Way ANOVAの結果をテーブル出力:apa.2way.tableコマンド
#解析データフレーム:data
#独立変数:iv1,iv2オプション
#従属変数:dvオプション
#出力ファイルの向き:landscapeオプション;TRUE(横)/FALSE(縦)
#テーブル番号を記述:table.numberオプション
#信頼区間をノートに表示:show.conf.intervalオプション;TRUE/FALSE
apa.2way.table(data = goggles, iv1 = gender, iv2 = alcohol, dv = attractiveness,
               landscape = TRUE, table.number = 2, show.conf.interval = TRUE,
               filename = "Two-WayTable.doc")

#pearson係数の結果をテーブル出力:apa.cor.tableコマンド
#解析データフレーム:data
#出力ファイルの向き:landscapeオプション;TRUE(横)/FALSE(縦)
#テーブル番号を記述:table.numberオプション
#信頼区間をノートに表示:show.conf.intervalオプション;TRUE/FALSE
apa.cor.table(data = attitude, landscape = TRUE, table.number = 3,
              show.conf.interval = FALSE, filename = "CorTable.doc")

#d-values for all paired comparisonsの結果をテーブル出力:apa.d.tableコマンド
#解析データフレーム:data
#独立変数:ivオプション
#従属変数:dvオプション
#出力ファイルの向き:landscapeオプション;TRUE(横)/FALSE(縦)
#テーブル番号を記述:table.numberオプション
#信頼区間をノートに表示:show.conf.intervalオプション;TRUE/FALSE
apa.d.table(data = viagra, iv = dose, dv = libido, landscape = TRUE,
            table.number = 4, show.conf.interval = TRUE,
            filename = "DTable.doc")

#回帰分析の結果を出力:apa.reg.tableコマンド
#テーブル番号を記述:table.numberオプション
LmResult <- lm(sales ~ adverts + airplay, data = album)
apa.reg.table(LmResult, table.number = 5, filename = "RegTable.doc")

出力例

出力できるワードのスクリーンショットです。縦線があるように見えますが、実際は横線のみです。

・apa.1way.tableコマンド

One-WayTable

・apa.2way.tableコマンド

Two-WayTable

・apa.cor.tableコマンド

CorTable

・apa.d.tableコマンド

DTable

・apa.reg.tableコマンド

RegTable

少しでも、あなたの解析が楽になりますように!!

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