チェックデジットはクレジットカードやバーコードなどの末尾に付与される「データの信頼性を確認」する数字です。簡単にチェックデジットの作成・確認ができるパッケージの紹介です。
チェックデジットの生成アルゴリズムはLuhnアルゴリズムなどがありますが、本パッケージでは多くの転記ミスを検出できる「Verhoeff」アルゴリズムを採用しています。
「Verhoeff」アルゴリズムは、順序(12→21)、連続入力(11→22)、勘違い(121→212, 123→321)などの入力ミスを検出することができます。
パッケージのバージョンは0.1-1。実行コマンドはR version 3.2.2で確認しています。
パッケージのインストール
下記コマンドを実行してください。
#パッケージのインストール install.packages("CheckDigit")
実行コマンド
詳細はコメント、パッケージヘルプを確認してください。
#パッケージの読み込み library("CheckDigit") #末尾にチェックデジットを付与:AppendCheckDigitコマンド AppendCheckDigit("12345", "Verhoeff") "123451" #チェックデジット含め入力した数字が正しいか判断 #VerifyCheckDigitコマンド VerifyCheckDigit("123451", "Verhoeff") 123451 TRUE #確認 VerifyCheckDigit("124351", "Verhoeff") 124351 FALSE VerifyCheckDigit("153421", "Verhoeff") 153421 FALSE VerifyCheckDigit("154321", "Verhoeff") 154321 FALSE
少しでも、あなたのウェブや実験の解析が楽になりますように!!