Rで解析:GUI操作で基本コマンドのプロット「GrapheR」パッケージ

Rの解析に役に立つ記事
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Rでのプロットは簡単で強力な「ggplot2」パッケージがあります。しかし、Rは基本コマンドでも色々とプロットが可能です。本パッケージはGUI操作による基本コマンドでプロット、各種体裁の設定が可能です。

グラフのプロットのコマンドは指定場所に保存できます。出力されたコマンドを確認することで、Rでの作図の理解が深まるのではと考えます。初学者だけでなく熟練者にも大変有益なパッケージです。

作成可能なプロットはヒストグラム、箱ひげ図、棒グラフ、円グラフ、散布図などの6種類です。

なお、RStudioからの実行はGUIの文字表示が上手くいかないので、必ずRGuiから実行することをおすすめします。

パッケージバージョンは1.9-86-5。R version 4.4.1で確認しています。

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パッケージのインストール

下記コマンドを実行してください。

# パッケージのインストール
install.packages("GrapheR")

実行コマンドの紹介

詳細はコマンド、パッケージのヘルプを確認してください。

# パッケージの読み込み
library("GrapheR")

### データ例の作成 #####
n <- 100 
TestData <- data.frame("Group" = factor(sample(paste0("Group", 1:10), n, replace = TRUE)),
                       "Data1" = sample(rnorm(10), n, replace = TRUE),
                       "Data2" = sample(rnorm(10), n, replace = TRUE),
                       "Data3" = I(sample(c(LETTERS[1:10], NA), n, replace = TRUE)))
########

# GUI操作でグラフを作成:run.GrapheRコマンド
run.GrapheR() 

出力例

・GUI操作でグラフを作成:run.GrapheRコマンド

・Boxplot

・棒グラフ

パッケージで出力されるコマンドの例

GrapheR-YYYY.MM.DD.Rで指定場所に保存されます。冗長な気がしますが、出力結果は何かの参考になると思います。

#----------------------------------------
# GrapheR - session of 2024.06.23
#----------------------------------------
#------------------------------
# GRAPH 1: Histogram
#------------------------------

# Loading of the dataset

dataset <- TestData
attach(dataset)

# Graph

hist(Data1, axes=FALSE, ann=FALSE, freq=FALSE, col="grey",
  xlim=c(-1.5,2), ylim=c(0,0.68))

axis(1)
axis(2)

detach(dataset)

あなたの解析が少しでも楽になりますように!!

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