MACとwindowsでRstudioのグラフの日本語文字化けを防ぐ簡単な方法である「ragg」パッケージを紹介します。また、参考までにMACで日本語文字化けを防止するコマンドを紹介します。
パッケージのインストール
下記、コマンドを実行してください。 RStudio 2021.09.1+372で確認しています。下記、コマンドを実行後、RStudioのメニューを「Tools > Global Options > General > Graphics」と移動しBackendを「AGG」に指定してください。その後、RStudioを再実行すると準備完了です。
#パッケージのインストール
install.packages("ragg")

MACで日本語文字化けを防止するコマンド
plotではpar(family = “HiraKakuProN-W3”)、ggplotではtheme_bw(base_family = “HiraKakuProN-W3”)と設定するのがポイントです。なお、familyには”HiraMinProN-W3″や”HiraMinProN-W6″、”HiraKakuProN-W6″などが使用できます。
#データ例の作成
TestData <- data.frame("ラベル" = c("あ", "い", "う", "え", "お"),
"出現数" = rep(1, 5))
###参考:ggplot2で文字化け防止#####
#パケージの読み込み
library(ggplot2)
#base_familyを設定すると文字化けを防止できます
ggplot(TestData, aes(x = TestData[, 1],
y = TestData[, 2],
label = TestData[, 1])) +
geom_text() +
theme_bw(base_family = "HiraKakuProN-W3")
########
出力ファイル
文字化け防止実行済みのグラフです。

少しでも、あなたの解析が楽になりますように!!