整然データ構造でない、エクセルデータを整然データで取得するパッケージの紹介です。整然データの取得は整然データ構造と同じエクセルファイルをテンプレートに使用し、取得データ位置を{{XXX}}と指定します。
整然データ構造でないエクセルの例

テンプレートの例(注意_整然データ構造でないエクセルと同じレイアウトです。)

実行コマンドではフォルダに保存されている「整然データ構造でないエクセル」をtemplate.xlsxで指定したルールでデータを取得するコマンドを紹介します。
パッケージバージョンは0.1.0、実行コマンドはR version 4.2.3で確認しています。
パッケージのインストール
下記、コマンドを実行してください。
#パッケージのインストール
install.packages("xlcutter")
実行コマンド
詳細はコメント、パッケージのヘルプを確認してください。
#パッケージの読み込み
library("xlcutter")
#"tcltk"パッケージの読み込み
library("tcltk")
###データの準備#####
#data_xlsxファイルが保存されているフォルダを選択
XLFile <- list.files(as.character(tkchooseDirectory()),
pattern = "\\.xlsx$",
full.names = TRUE)
#Template_xlsxファイルを選択
TempFile <- paste0(as.character(
tkgetOpenFile(title = "xlsxファイルを選択",
filetypes = '{"xlsxファイル" {".xlsx"}}',
initialfile = c("*.xlsx"))), collapse = " ")
########
#各data_xlsxをTemplate_xlsxのルールでデータを取得:xlsx_cutterコマンド
GetData <- xlsx_cutter(data_files = XLFile,
template_file = TempFile,
marker_open = "{{",
marker_close = "}}")
#確認
GetData
# Start User End Age Text
#1 2023.06.11 TEST_1 2023.06.12 25 てすとてすと_1
#2 2023.07.11 TEST_2 2023.07.12 30 からだにいいもの
少しでも、あなたの解析が楽になりますように!!