Rで解析:工程管理もできるのです。ガントチャートの作成「PlotPrjNetworks」パッケージの紹介


意外と難しいガントチャートの作成が可能な「PlotPrjNetworks」パッケージです。Rが登場した頃には想像できないパッケージです。Rで手軽に工程管理ができるようになるとは想像しませんでした。慣れると複雑なガントチャートの作成が可能かと思います。ぜひ、試してみてください。

本パッケージを対象とする層は多いと思います。そこで、「工程を記述したエクセルファイル」を読み込みガントチャートを作成するコマンドを紹介します。コマンドのコメントを確認いただくことでエクセルに入力する内容を把握することができると思います。また、工程名には日本語も可能です。Macではプロット前に「ggplot2」ライブラリを読み込みtheme_setオプションで設定します。

なお、エクセルファイルを読み込むのに使用した「XLConnect」パッケージ、「ggplot2」パッケージの詳細は記事を参考してください。

「XLConnect」パッケージの紹介
https://www.karada-good.net/analyticsr/r-51/

「ggplot2」パッケージの紹介
https://www.karada-good.net/analyticsr/r-78/

パッケージのバージョンは1.0.0。R version 3.2.1でコマンドを確認しています。


パッケージのインストール

下記コマンドを実行してください。

#パッケージのインストール
install.packages("PlotPrjNetworks")

Rでデータを作成しガントチャートをプロット

詳細はコメント、パッケージヘルプを確認してください。

#ライブラリの読み込み
library("PlotPrjNetworks")

#データ例の作成
#プロジェクトデータ
#工程名,開始日,終了日のデータが必要
TasksData <- data.frame(task = paste0("Test", 1:10),
                        start = c("2015-07-05", "2015-08-05", "2015-10-05", "2016-01-05", "2016-03-18",
                                  "2016-04-05", "2016-07-05", "2016-09-05", "2017-01-05", "2017-03-18"),
                        end = c("2015-08-01", "2015-9-05", "2016-01-05", "2016-03-18", "2016-04-18",
                                "2016-07-05", "2016-9-05", "2017-01-05", "2017-03-18", "2017-04-18"))

#プロジェクト管理データ
#form,to:工程間の関係,type:線の結合方法;F:最後から,S:最初から,delay:工期遅れの設定
#各工程で示される上下の三角シンボルは上部は最短、下部は遅れの許容を示します
InfoData <- data.frame(from = c(1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9),
                       to = c(3, 3, 4, 5, 7, 8, 8, 9, 10),
                       type = c("FS", "FF", "FS", "FS", "FS", "SS", "FS", "FF", "FS"),
                       delay = c(0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0))

#下記Macで工程名の日本語文字化け防止
library("ggplot2")
theme_set(theme_bw(base_family = "HiraKakuProN-W3"))

#プロット
GanttChart(TasksData, InfoData)

エクセルを読み込んでガントチャートをプロット

エクセルファイルを読み込むのに使用した「XLConnect」パッケージの詳細は記事を参考にしてださい。

Rで解析:「XLConnect」パッケージの紹介
https://www.karada-good.net/analyticsr/r-51/

使用するエクセルテンプレートのダウンロードはこちらから

#ライブラリの読み込み
library("tcltk")
library("XLConnect")

#読み込みファイルの指定
GetXLSXPath <- paste0(as.character(tkgetOpenFile(title = "エクセルファイルを選択",
                                                 filetypes = '{"エクセルファイル" {".xlsx" ".xls"}}',
                                                 initialfile = c("*.xlsx", "*.xls"))))

#プロジェクトデータの読み込み
TasksData <- readWorksheetFromFile(GetXLSXPath, sheet = 1)

#プロジェクト管理データの読み込み
InfoData <- readWorksheetFromFile(GetXLSXPath, sheet = 2)

#下記Macで工程名の日本語文字化け防止
library("ggplot2")
theme_set(theme_bw(base_family = "HiraKakuProN-W3"))

#プロット
GanttChart(TasksData, InfoData)

出力例

紹介した両方のコマンドで出力される図です。あえて、デタラメなガントチャートになってます。

GanttChart


少しでも、あなたのウェブや実験の解析が楽になりますように!!

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