Rで解析:以上、以下、超えるに未満!データの操作「fancycut」パッケージ

Rの解析に役に立つ記事

指定した範囲のデータを母データから作成するのに便利なパッケージの紹介です。操作後のデータはuniqueコマンドなどで処理が必要な場合がありますが、大抵の場合は本パッケージの範囲で解決するかと思います。

パッケージバージョンは0.1.2。実行コマンドはR version 4.2.2で確認しています。

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パッケージのインストール

下記、コマンドを実行してください。

#パッケージのインストール
install.packages("fancycut")

実行コマンド

詳細はコメント、パッケージのヘルプを確認してください。

#パッケージの読み込み
library("fancycut")

###データの作成#####
TestData <- sample(1:10, 100, replace = TRUE)
########

#指定したデータ範囲,ラベルで処理:fancycutコマンド
#"("との組み合わせ;含まない
#"["との組み合わせ;含む
FcData <- fancycut(TestData,
                   Small = "[1, 3]", Medium = "(4, 6)", Large = "[8, 10]",
                   na.bucket = "てすと", unmatched.bucket = "てすと")

#元データと結合
TeFcData <- data.frame(TestData, FcData)

#内容の確認
#tableコマンド
table(TeFcData)
FcData
TestData Small Medium Large てすと
1      6      0     0      0
2     10      0     0      0
3      8      0     0      0
4      0      0     0     11
5      0     10     0      0
6      0      0     0     13
7      0      0     0      9
8      0      0    11      0
9      0      0    13      0
10     0      0     9      0

#xtabsコマンド
xtabs(~TeFcData[, 2])
TeFcData[, 2]
Small Medium  Large てすと 
24     10     33     33 

#図で確認
barplot(xtabs(~TeFcData[, 2]), ylab = "Frequency",
        col = c("#4b61ba", "#deb7a0", "#a87963", "black"))

出力例

図で確認


少しでも、あなたのウェブや実験の解析が楽になりますように!!

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