指定したフォルダのCSVファイルをまとめて読み込むのに便利なパッケージの紹介です。読み込んだファイルはファイル名並びに列ごとにdata.frameに変換されます。
なお。実行コマンドでは「tcltk」パッケージを利用してGUIでフォルダを指定できるようにしています。Macで日本語を含むファイルはエラーが起きるかもしれません。windowsで問題がないパッケージは珍しいと思います。
パッケージバージョンは1.0.0。実行コマンドはwindows 7およびOS X 10.11.2のR version 3.2.3で確認しています。
パッケージのインストール
下記、コマンドを実行してください。
#パッケージのインストール install.packages("readbulk")
実行コマンド
詳細はコメント、パッケージのヘルプを確認してください。
#パッケージの読み込み
library("readbulk")
#ファイルの読み込み:read_bulkコマンド
#サブフォルダの存在有無:subdirectoriesオプション
#既存のデータフレームにデータを追加する:dataオプション;data.frame名を指定
#文字列のみで構成されるデータを因子化:stringsAsFactorオプション;
#注意:TRUEで数字との混合データは文字が消去されます
#ファイルの読み込み
library("tcltk")
raw_data <- read_bulk(directory = paste(as.character(tkchooseDirectory(title = "フォルダを選択"), sep = "", collapse ="")),
subdirectories = FALSE,
data = NULL, stringsAsFactor = TRUE)
[/code]
読み込みファイルと読み込み例
少しでも、あなたのウェブや実験の解析が楽になりますように!!