Rで解析:CSVファイルをまとめて読み込み「readbulk」パッケージ

Rの解析に役に立つ記事

指定したフォルダのCSVファイルをまとめて読み込むのに便利なパッケージの紹介です。読み込んだファイルはファイル名並びに列ごとにdata.frameに変換されます。

なお。実行コマンドでは「tcltk」パッケージを利用してGUIでフォルダを指定できるようにしています。

パッケージバージョンは1.1.3。実行コマンドはR version 4.2.2で確認しています。

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パッケージのインストール

下記、コマンドを実行してください。

#パッケージのインストール
install.packages("readbulk")

実行コマンド

詳細はコメント、パッケージのヘルプを確認してください。

#パッケージの読み込み
library("readbulk")

#ファイルの読み込み:read_bulkコマンド
#サブフォルダの存在有無:subdirectoriesオプション
#既存のデータフレームにデータを追加する:dataオプション;data.frame名を指定
#文字列のみで構成されるデータを因子化:stringsAsFactorオプション;
#注意:TRUEで数字との混合データは文字が消去されます
#ファイルの読み込み
library("tcltk")
raw_data <- read_bulk(directory = paste(as.character(tkchooseDirectory(title = "フォルダを選択"),
                                                     sep = "", collapse ="")),
                      subdirectories = FALSE,
                      data = NULL, stringsAsFactor = TRUE)

少しでも、あなたの解析が楽になりますように!!

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