Rで解析:ラスタデータをデータキューブで確認「cubeview」パッケージ

Rの解析に役に立つ記事

ラスタデータをインタラクティブに3Dデータキューブで確認できるパッケージの紹介です。plot(ラスターデータ)で出力されるグラフを3Dでインタラクティブに確認することができます。

パッケージバージョンは0.2.0。実行コマンドはRStudioのRStudio Desktop 2021.09.2+382、windows 11のR version 4.1.3で確認しています。

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パッケージのインストール

下記コマンドを実行してください。

#パッケージのインストール
install.packages("cubeview")

実行コマンド

詳細はコマンド、パッケージのヘルプを確認してください。

#パッケージのインストール
library("cubeview")

###データ例の作成_1#####
#Rロゴのjpeg画像を読み込み
Rlogo_data <- system.file("img", "Rlogo.jpg", package = "jpeg")
#raster::stackに変換
Rlogo_Stack <- raster::stack(Rlogo_data)
########

##データ例の作成_1
#rasterデータキューブを作成:cubeviewコマンド
cubeview(Rlogo_Stack, col.regions = viridisLite::viridis)


###データ例の作成_2#####
#rasterパッケージがなければインストール
if(!require("raster", quietly = TRUE)){
  install.packages("raster");require("raster")
}
#rasterレイヤーを作成
TESTRaster <- raster(nrow = 100, ncol = 100, 
                     xmn = 0, xmx = 900, ymn = 0, ymx = 900)
#rasterレイヤーにデータを付与
set.seed(1234)
values(TESTRaster) <- sample(c(1:100, 1500, 5000), 100 * 100,
                             replace = TRUE)
#切り抜き範囲を指定
CellExtent <- cellsFromExtent(TESTRaster, extent(200, 700,
                                                 250, 630))
#範囲をNAで置き換え
TESTRaster[CellExtent] <- NA
########

##データ例の作成_2
#rasterデータキューブを作成:cubeviewコマンド
cubeView(TESTRaster, col.regions = viridisLite::viridis)

出力例

・データ例の作成_1

・データ例の作成_2

プロットデータは下記記事と同じです。図を比較すると理解が深まると思います。


少しでも、あなたの解析が楽になりますように!!

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