Rでウェブ解析:ワードクラウドを作ろう!「wordcloud」パッケージをお勧めします。


正確に数値を把握することはできませんが、タグクラウドとも呼ばれるワードクラウドは「文字でデータの特徴」を感覚に強く訴える表現方法だと思います。最近では検索キーワード、twitter内容などのテキストマイニングの分野だけでなく、遺伝子やメタボロームなどのオミクス解析でも見かけるようになりました。

そこで、ワードクラウドが手軽に作成できる「wordcloud」パッケージを紹介します。なお、パッケージのバージョンは2.5です。


インストール

wordcloudパッケージをインストールすると同時に色の設定・カラーパレット作成パッケージの「RColorBrewer」が導入されます。

#パッケージのインストール
install.packages("wordcloud")

コマンド一覧

wordcloudパッケージで使用できるコマンド一覧です。各コマンドのオプションにはplotコマンドのオプション「xlab」や「ylb」などが使用できます。

タイプ内容コマンドとオプション補足
プロットグループ間で共通して出現する単語を、グループ間で出現頻度の差が小さい順番に表示します。commonality.cloud(term.matrix, max.words = 300)max.words:データから表示する単語数を設定します。
プロットあるグループのみに出現する単語を最優先に、グループ毎の出現数が多くかつグループ間の出現頻度の差が小さい順に単語をグループカラーで表示します。comparison.cloud(term.matrix, scale = c(4,.5), max.words=300, random.order = FALSE, rot.per = .1, colors = brewer.pal(ncol(term.matrix), "Dark2"), use.r.layout = FALSE, title.size = 3)2グループの比較はデータがプロットされますが、色の設定についてメッセージが表示されます。気になる方はcolorsの設定を指定してください。例:c("red", "blue")
データ労働組合のスピーチ内容です。data(SOTU)リスト形式です。
プロット重なりがなく、X軸とY軸の座標データにテキストをプロットします。textplot(x, y, words, cex = 1, new = TRUE, show.lines = TRUE)
プロットワードクラウドをプロットします。wordcloud(words, freq, scale = c(4,.5), min.freq = 3, max.words = Inf, random.order = TRUE, random.color = FALSE, rot.per = .1, colors = "black", ordered.colors = FALSE, use.r.layout = FALSE, fixed.asp = TRUE)scale:配列で指定します。c(文字の大きさ, 文字間)です。
random.order:FALSEの場合、出現数が高い順からプロットします。
min.freq:プロットする単語の最低出現数です。
random.color:FALSEの場合、出現数が高い順に色を指定します。
order.colors:TRUEの場合、単語の並び順に色を指定します。
計算データから重なりがないように、テキストのプロット座標を計算してマトリックスで出力します。wordlayout(x, y, words, cex = 1, rotate90 = FALSE, xlim = c(-Inf,Inf), ylim = c(-Inf,Inf), tstep = .1, rstep = .1)結果は引数に代入することができます。


コマンドの実行例

詳細はコマンド内の詳細を確認ください。macでの日本語文字化け防止はpar(family = “HiraKakuProN-W3”)を実行してください。

#ライブラリの読み込み
library("wordcloud")
#macで日本語文字化け防止は下記を実行
par(family = "HiraKakuProN-W3")

#データ例を作成
TestData <- data.frame(FrequenceOne = sample(1:10, 30, replace = TRUE),
                       FrequenceTwo = sample(0:4, 30, replace = TRUE),
                       row.names = paste("テスト", 1:30, sep = ""))

#commonality.cloudコマンド
commonality.cloud(TestData, max.words = 10, random.order = FALSE)

#comparison.cloudコマンド
comparison.cloud(TestData, max.words = 9, colors = c("red", "green"), random.order = FALSE)

#textplotコマンド
textplot(TestData[,1], TestData[,2], rownames(TestData),
         xlab = "FrequenceOne", ylab = "FrequenceTwo")

#wordcloudコマンド
wordcloud(rownames(TestData), TestData[,1], scale = c(3, .5),
          random.order = FALSE, rot.per = .1, random.color = TRUE, colors = brewer.pal(8, "Dark2"))

#wordlayoutコマンド
wordlayout(TestData[,1], TestData[,2], rownames(TestData))

出力例

commonality.cloudコマンド
commonality
comparison.cloudコマンド
comparison
textplotコマンド
textplot
wordcloudコマンド
wordcloud


少しでも、あなたのウェブや実験の解析が楽になりますように!!

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