Rで図を作成するパッケージとしてggplot2パッケージが有名です。
Rで解析:手軽で綺麗なグラフが欲しいなら、ggplot2のまとめがオススメです。
手軽に利用できるパッケージなのでオススメですが、応用できない時があり、結局はRのplotコマンドなどの作図関数を使用してしまいます。
しかし、作図関数の習得は慣れが必要で「今すぐこの表現が欲しい時」にはパッケージを探すか、見つからない場合はせっかくのアイディアを諦めていませんでしょうか。
今回紹介する「plotrix」パッケージはRの作図関数を表に出しながら、オリジナルのコマンドとしてまとめてあるのが特徴かと思います。この特徴により、色やシンボルの設定、ラベルや軸などの体裁も作図関数により適応することができます。
ですので、Rをこれから習得しようとする方や改めてRで図の出力の基本を学ぼうと考えている方に非常にオススメなパッケージです。
「plotrix」パッケージは50以上の図や軸やラベルを調整するコマンドが存在します。参考までに図を出力するコマンドを資料にまとめましたので紹介します。
なお、バージョンは3.1-12です。
パッケージのインストール
下記、コマンドを実行してください。
install.packages("plotrix")
資料のコマンドを実行する前に
資料ではパッケージオリジナルデータと下記の参考データをあえて組み合わせコマンドを紹介しています。資料のコマンドを実行する前に下記コマンドを実行してください。
#パッケージの読み込み library("plotrix") #MACな方は日本語文字化け防止に下記コマンドを実行してください。 #par(family = "HiraKakuProN-W3") #データ例を作成 TestData <- data.frame(row.names = paste("テスト", 1:10, sep = ""), FrequenceOne = runif(10, min = -3, max = 3), FrequenceTwo = runif(10, min = -1, max = 1), ColData = c("#d9bb9c", "#756c6d", "#807765", "#ad8a80", "#685432", "#464031", "#28231e", "#563c22", "#deb7a0", "#505457"))
コマンドの紹介
ネットワーク環境により資料が表示されない場合があります。表示されない場合は、下記リンクをクリックしてください。
https://www.karada-good.net/wp/wp-content/uploads/2015/05/karada-good_plotrix.pdf
少しでも、あなたのウェブや実験の解析が楽になりますように!!