【3カ月使用レビュー】Edifier M90はPC作業用スピーカーとして最高です ―「聞こえていなかった音」が聞こえる体験
PCで作業しながら音楽を聴いていて、「もっと良い音で聴きながら作業できたら」と考えたことはないでしょうか。
私は何年も1万円クラスのスピーカーを使ってきましたが、思い切って2026年3月に発売されたEdifier M90に買い替えました。替えた初日、いつもの曲を再生して驚きました。「この曲に、こんな音が入っていたのか」と同じ音源なのに、聞こえてくる情報量がまるで違います。
使い始めて約3カ月。付属品・スペック・使用感をまとめて紹介します。

Edifier M90とは
Edifier M90は2026年3月に国内発売されたコンパクトなアクティブスピーカーです。前モデル「M60」の上位機にあたり、デスクトップ用としては異例の豪華仕様を持っています。
- 総合出力100W RMS(バイアンプ構成)
- ハイレゾ/ハイレゾワイヤレス両認証取得
- Bluetooth 6.0(LDAC対応・マルチポイント接続)
- HDMI eARC・光デジタル・USB-C・AUX入力
- サブウーファー増設用のSUB OUT端子
- 2.4GHzワイヤレスリモコン+専用アプリ(カスタムEQ)付き
価格は46,980円(クーポン価格¥42,282)。1万円のPCスピーカーと比べると約4倍ですが、その理由は使えばすぐわかります。
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開封・付属品
外箱を開けると「ACCESSORIES」と書かれた白い箱が2つ。付属品がきちんと仕分けされていて、製品への丁寧な思いが伝わります。

本体は不織布で個別に保護されています。

付属品の内容がこちら。ケーブル類は一通り同梱されており、一般的には購入後に何かを買い足す必要がありません。ただ、光デジタルケーブルは約1mでした。私のスピーカの設置場所では長さが足らずに光デジタルケーブルを買いました。

| 付属品 | 備考 |
|---|---|
| ワイヤレスリモコン | 単4電池2本付属。音量・入力切替・再生操作対応 |
| スピーカー接続ケーブル | 左右をつなぐ専用ケーブル。長めで設置の自由度が高い |
| 電源ケーブル | 100–240V対応 |
| USB-Cケーブル | PC接続用(フェライトコア付き) |
| 3.5mm–RCA/AUXケーブル | アナログ接続用 |
| 光デジタルケーブル | テレビ・PCの光出力用 |
| クイックスタートガイド | 日本語表記あり |
本体・サイズ感
サイズは幅133×高さ212×奥行225mm。「100W」という数字から想像するより、ずっとコンパクトです。メンソレータムの缶と並べるとこのくらいのスケール感。モニター両脇にすんなり収まります。

ドライバーは4インチのロングストローク・アルミミッドバス+1インチのシルクドームツイーター。前モデルM60が3インチ・18Wだったのに対し、M90は4インチ・35Wへ強化されており、この1インチの差が低音の余裕にそのまま効いています。
背面の端子はこの通りです。

- HDMI eARC
- 光デジタル(OPT)
- USB-C(USB IN)
- AUX IN(3.5mm)
- SUB OUT(外部サブウーファー用)
- SPEAKER OUT(左右接続用)
- 音量/入力切替兼用ノブ
HDMI eARC対応はこの価格帯では珍しく、PCスピーカーとしてだけでなく、テレビの電源とスピーカーの電源が連動するのでサウンドバー代わりとしても使えます。
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スペックまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型式 | EDF100120 |
| 構成 | 2ウェイ・アクティブ(バイアンプ) |
| 総合出力 | 100W RMS(ミッドバス35W×2+ツイーター15W×2) |
| ドライバー | 4インチ アルミミッドバス+1インチ シルクドームツイーター |
| 信号処理 | エンドツーエンド24bit/96kHz DSP |
| 認証 | ハイレゾオーディオ/ハイレゾオーディオワイヤレス |
| Bluetooth | 6.0(LDAC最大990kbps・マルチポイント対応) |
| 入力 | HDMI eARC/光デジタル/USB-C/AUX/Bluetooth |
| 出力 | SUB OUT |
| サイズ | 幅133×高さ212×奥行225mm |
| カラー | ブラック/ホワイト |
| 通常価格 | 46,980円 |
3カ月使った正直な感想
聞こえていなかった音が聞こえる
BGMとして流していたいつもの曲で、ハイハットの余韻、ボーカルの息づかい、ベースラインの輪郭が、当たり前のように聞こえてきます。
24bit/96kHzのエンドツーエンド処理とバイアンプ構成の差は、オーディオに詳しくない耳でもすぐわかりました。BGMの解像度が上がると、作業への集中度も変わります。「音が邪魔」ではなく「音が空気になる」感覚です。
1万円クラスとの具体的な違い
以前のCreativeのスピーカーも、価格を考えれば十分良い製品でした。今でもコスパの高い選択肢だと思います。ただ、M90に替えて気づいたのは「鳴っている」と「再現している」の違いです。
- 音の分離:楽器の音が重ならず、空間に配置されている感覚がある
- 低音の質:量で圧倒するのではなく、輪郭のある締まった低音が出る
- 音量を上げたときの余裕:大きくしても音が崩れない
PC作業用として優れている5つの理由
- USB-C接続が快適:ケーブル1本でPCと接続、DAC不要でハイレゾ再生できる
- リモコンが実用的:音量・入力切替・消音をデスクから動かずに操作できる
- マルチポイントBluetooth:PCとスマホを同時接続でき、切替がシームレス
- 省スペース設計:このサイズで100Wはデスクを圧迫しない
- カスタムEQで音を調整できる:専用アプリで好みに合わせてプリセット保存が可能
気になる点
- 前面に物理ボタンがなく、操作はリモコンか背面ノブ(慣れれば気にならない)
- スピーカースタンドは付属しないため、耳の高さに合わせるなら別途用意が必要
- 価格のハードルは高い——衝動買いできる金額ではない
ただし3カ月使って「以前のスピーカーに戻したい」と思ったことは一度もありません。
こんな人におすすめ
- 毎日長時間PCの前で作業し、BGMを流している人
- 1万円クラスからのステップアップ先を探している人
- PC・スマホ・テレビを1台でまかないたい人
- デスクスペースを圧迫したくない人
逆に、音楽をほとんど聴かない方や、作業中は無音派の方には過剰装備です。
まとめ
M90に替えて感じた変化は「良い音で聴けるようになった」ではなく、「今まで聴けていなかった音があったことに気づいた」ことでした。
毎日デスクに向かう時間が長い方にこそ、一度試してほしいスピーカーです。
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だれかの何かに役に立ちますように!!