Rで解析:JavaScriptのdygraphsがRから利用できます。「dygraphs」パッケージの紹介


「dygraphs」パッケージは時系列のデータをプロットするのに適したdygraphsライブラリを利用します。これまで、RからJavaScriptライブラリの利用として2つのパッケージを紹介しました。本パッケージと合わせて使用すれば、多くのインタラクティブな表現が可能です。

・Rでウェブ解析:MetricsGraphicsがRから利用できます。「metricsgraphicsパッケージ」の紹介
 https://www.karada-good.net/analyticsr/r-112/

・Rでウェブ解析:DataTablesがRから作成できます!「DTパッケージ」の紹介
 https://www.karada-good.net/analyticsr/r-107/

「dygraphs」パッケージの利用には、結果を簡単にHTMLファイルで出力するRStudioを導入することをオススメします。RStudioは「Rの総合開発環境」でRの利用効率が格段に向上します。

dygraphsパッケージのバージョンは0.4.5です。
コマンドはR version 3.2.0、RStudio version 0.99.441で確認しています。


RStudioの導入

・RStudioオフィシャルページ:http://www.rstudio.com/

RStudioオフィシャルページのTopに表示される赤枠部分「Download RStudio」をクリックします。
screenshot-www.rstudio.com 2015-06-17 04-48-30

表示されるページ内、赤枠部分「Desktop」をクリックします。
screenshot-www.rstudio.com 2015-06-17 04-49-01

左側「Open Source Edition」最下部の「DOWNLOAD RSTUDIO DESKTOP」をクリックします。
screenshot-www.rstudio.com 2015-06-17 04-49-36

表示されるダウンロードページより、使用中のOSにあったファイルをダウンロードして導入します。RStudioは手軽な画像の保存だけでなく、実行コードの管理が簡単なので作業効率が良くなると思います。色々さわってみてください。


結果をHTMLファイルで保存する方法

dygraphsパッケージの結果をHTMLで保存するには、RStudio、「rmarkdown」パッケージ、「shiny」パッケージなどを利用する方法があります。その中から簡単なRStudioを利用を紹介します。

dygraphsパッケージのプロットコマンドを実行することで、RStudioの右下部「Viewer」に結果が表示されます。その後、Exportをクリックし「Save as Web Page」を選択し保存します。この方法は、「metricsgraphics」パッケージや「DT」パッケージなどでも応用可能です。

スクリーンショット 2015-06-16 20.29.34


dygraphsパッケージのインストール

下記コマンドを実行してください。

#version 0.4.5
install.packages("dygraphs")

実行コマンドの紹介

本パッケージは%>%(パイプ)でコマンドをつなげて使用することもできます。紹介コマンドはパイプを使用しています。作成したHTMLファイルの出力は「結果をHTMLで保存する」の項目をご覧ください。詳細はコメントを確認してください。

<データ例の作成>
ポイントはデータを時系列で作成することです。tsコマンドを利用ください。

#ライブラリの読み込み
library("dygraphs")
library("xts")

#データ例の作成
Data1 <- ts(frequency = 12, start = c(1901, 1),
            data = sample(1:500, 12, replace = TRUE))
Data2 <- ts(frequency = 12, start = c(1901, 1),
            data = sample(1:500, 12, replace = TRUE))
SampleData <- as.ts(cbind(Data1, Data2))

<図の描写コマンドの紹介>
使用頻度が高そうな3コマンドを紹介します。

#折れ線
dygraph(SampleData, main = "折れ線") %>%
  dyOptions(colors = c("#4b61ba", "#a87963"))

#階段状
dygraph(SampleData, main = "階段状にプロット") %>%
  dyOptions(stepPlot = TRUE)

#面グラフ
dygraph(SampleData, main = "面グラフ") %>%
  dyOptions(fillGraph = TRUE, fillAlpha = 0.4)

<図の装飾コマンドの紹介>

#シンボルを表示
dygraph(SampleData, main = "シンボルを表示") %>%
  dyOptions(drawPoints = TRUE, pointSize = 2)

#範囲を指定スライダーを設定
dygraph(SampleData, main = "範囲を指定スライダーを設定") %>%
  dyRangeSelector(height = 20, strokeColor = "red")

#範囲を塗りつぶし
dygraph(SampleData, main = "範囲を塗りつぶし") %>%
  dyShading(from = "1901-5-1", to = "1901-6-1", color = "#FFE6E6")

#注釈軸の追加
dygraph(SampleData, main = "注釈軸の追加") %>%
  dyEvent(date = "1901-5-1", "からだにいいもの", labelLoc = "bottom")

<折れ線グラフに紹介した図の装飾コマンドを全部適応>

dygraph(SampleData, main = "紹介した図の装飾コマンドを全部適応") %>%
  dyOptions(drawPoints = TRUE, pointSize = 2) %>%
  dyRangeSelector(height = 20, strokeColor = "red") %>%
  dyShading(from = "1901-5-1", to = "1901-6-1", color = "#FFE6E6") %>%
  dyEvent(date = "1901-5-1", "からだにいいもの", labelLoc = "bottom")

図の出力例

折れ線グラフに紹介した図の装飾コマンドを全部適応した例を紹介します。ドラッグしたり、下部バーをいじってみてください。拡大の解除はダブルクリックで可能です。他の例は実際に出力し、試してみることをオススメします。

スマホの方はこちらから:別ウィンドウで開く


少しでも、あなたのウェブや実験の解析が楽になりますように!!

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