Rで解析:枠で囲んで区別しよう!「gatepoints」パッケージ

Rの解析に役に立つ記事
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プロットの任意の場所を選択し囲いを追加するパッケージの紹介です。Rのみでの利用は選択終了後に右クリックから、RStudioでの利用はPlots windowの右上メニューより動作を終了することで完成です。

パッケージバージョンは0.1.4。R version 4.2.2で動作を確認しています。

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パッケージのインストール

下記コマンドを実行してください。

#パッケージのインストール
install.packages("gatepoints")

コマンドの紹介

詳細はコマンド、各パッケージのヘルプを確認してください。

#パッケージの読み込み
library("gatepoints")

###データ例の作成#####
n <- 10
TestData <- data.frame("Data1" = sample(1:10, n, replace = TRUE),
                       "Data2" = sample(1:10, n, replace = TRUE))

#行名を付与
row.names(TestData) <- paste0("ID", seq(n))
########

#散布図にエリアをマウスで選択して書き込む:fhsコマンド
#まずは図をプロット
plot(TestData, pch = 16, col = "blue", cex = 5)
text(TestData, labels = row.names(TestData), col = "red")

#エリアををマウスで選択
#RStudioでの実行時はプロットエリア右上のFinishをクリックする
#選択範囲およびデータ名が実行後表示されます
GetArea <- fhs(TestData)

#確認
GetArea
[1] "ID1" "ID3" "ID7" "ID8"
attr(,"gate")
x        y
1 6.600224 6.939017
2 9.843044 6.590133
3 6.036255 1.039705
4 2.209325 2.340091
5 2.632301 5.797214

出力例

・fhsコマンド


少しでも、あなたの解析が楽になりますように!!

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