Kin and Quarryはどんなゲーム?ボコンボコンと心地よい!!1日60秒、キツネとモグラに地下14層を掘らせる!
画面いっぱいのキツネが、いっせいにツルハシを振る。1分ほどで1日が終わり、その日に掘った鉱石は 勝手に博物館へ寄付されて、強化に使うオーブに変わる。翌日はもう少し強い自分で、また掘る。
フェレットの爆弾でボコンボコンが心地よい。
The Fox Knocks が作った『Kin and Quarry』は 放置ゲームの「数字が伸びる気持ちよさ」と、アクションゲームの「自分で操作して壊す手応え」が同居しています。
ボコン、ボコンと地面が砕けていくのをぼーっと見ているのはストレス解消になります。
このゲームは、
- 1日は最初60秒。 その中で壊せるだけ壊す。終わったら強化して、また次の日を始める
- 働き手は6種類。 掘る・潜る・爆発する・バフをかける・撃つ・機械で掘る、と役割が完全に分かれている
- 層は全部で14。 1層の木材は体力10、14層のクロムは52,000。この5,200倍を仲間の数で埋める
- 強化ツリーは3本。 レベルアップ(経験値)、永遠の樹(オーブ)、昇華(層の初クリア)
- 日本語対応。 操作はマウスとキーボードだけ
簡単に初めて、手っ取り早く終えることができるゲームです。頭を使わずにぼーっとできるゲームなのでお気に入りです。

1. 1日は60秒から。その中で「どこまで掘れるか」だけを競う
画面の下に残り時間が出ています。これがその日の持ち時間で、初期値は60秒。
時間が来たらその日は終わり。集めた素材は自動的に精算され、地上に戻ります。 やることは毎日これだけです。
1. 「新しい一日を始める」を押す 2. 制限時間いっぱい掘る 3. その日の稼ぎで強化する 4. 1に戻る
壊したブロックからは経験値が入ります。もらえる量はそのブロックの体力と同じなので、 硬いブロックを壊すほど早くレベルが上がります。レベルアップでポイントが手に入り、採掘効率の強化に使えます。
開始レイヤーを変えれば、翌日は好きな層から始められます。浅い層を周回して数を稼ぐか、 深い層に挑んで1つあたりの実入りを取るか、ここが毎日の判断になります。
2. 働き手は6種類。数を増やすだけでなく、組み合わせが要る

最初はフォックスマイナーが1人だけです。地上の区画を買って建物を建てると、 「ユニット管理」からその種類を増やせるようになります。
ここで面白いのは、素のダメージがほとんど横並びで、代わりに動き方が全部違うことです。
| ユニット | 何をするか |
|---|---|
| フォックスマイナー | ランダムな方向に掘る。数を揃えて面で削る係 |
| モールディガー | 下方向にまとめて掘る。ただし6回掘ると休む |
| フェレットエクスプローダー | 爆発して周囲ごと壊し、また出てくる。素のダメージ16は最大 |
| ラビットスーパーバイザー | 仲間に飛び移り、10秒間その仲間のダメージを2倍にする |
| カロウネクロマンサー | 上から投射物を撃ち下ろす |
| ドリル | 燃料10ぶん掘り進む機械。加熱(オーバードライブ)中はダメージ3倍 |
モールディガーとカロウネクロマンサーは、「その他」扱いのブロック(土・石・大理石など)へのダメージが90%減るという はっきりした弱点を持っています。逆に鉱石相手には強い。だから浅い層と深い層で編成の正解が変わります。
そしてユニットは右クリックで直接操作できます。操作中は攻撃の待ち時間が0になるので、 「ここを崩したい」という場面では自分で掘りに行くのがいちばん速い。放置ゲームの顔をして、 最後は手を出させてくるゲームです。

3. 掘った素材は、その日の終わりに勝手にオーブへ変わる

売る操作はありません。その日の終わりに、集めた素材は自動的に博物館へ寄付されて、オーブになります。
重要なのは、どの鉱石がどのオーブになるかが固定だということです。 上位のオーブが欲しければ、それが出る層まで潜るしかありません。 浅い層をいくら周回しても、水晶の球体は増えても古代の球体は1つも増えない。 「深く潜る」ことが、そのまま「新しい強化を開ける」ことになっています。
オーブとは別に、ブロックからまれにアーティファクト(宝石)が出ます。 こちらを博物館に納めると許可証が増え、これが雇えるユニットの総数の上限になります。 出現率は鉱石ブロックで1.8%(いちばん低い「卓越」は0.03%)。ただし同じ鉱石を1,000個掘るごとに出やすくなるので、 「ぜんぜん出ない」で終わらないようにはできています。
余談ですが、アーティファクトは鉱石でない「その他」ブロックのほうが出やすいです(2.4%)。 土や石を雑に壊しているときのほうが当たりを引く、という設計になっています。
4. 1つ深く潜るごとに、ブロックの体力が桁で増える

このゲームの背骨がこの図です。
1層の木材は体力10。7層の金で1,100、14層のクロムで52,000。 1層の木材5,200個ぶんの硬さを、1ブロックが持っている計算になります。
放置ゲームなので当然ではあるのですが、伸び方が素直で、「昨日の自分では絶対に無理だった層が、 今日は削れる」という瞬間が何度も来ます。層を1つ初めてクリアするたびに昇華ポイントが入るので、 ご褒美も層の単位で区切られています。
なお13層に固有のブロックはありません。層は全部で14です。
5. 強化ツリーは3本立て。リセットされるものが1つもない
| ツリー | 使うもの | 手に入れ方 |
|---|---|---|
| レベルアップ | レベルポイント | ブロックを壊して経験値を貯める |
| 永遠の樹 | 6種類のオーブ | その日の終わりの自動寄付 |
| 昇華 | 昇華ポイント | 層を初めてクリアする(2層クリアで解放) |
放置ゲームでよくある「プレステージでやり直し」がありません。 昇華は進行をリセットせずに、恒久的なボーナスだけを足していきます。 オーブの取得量+20%、レベルポイント+30%といった倍率が、遡って適用されるものまであります。
昇華ツリーの中身は倍率だけではなくて、ゲームのルールそのものを書き換えるノードが並んでいます。
- フェレット爆破者が爆発ではなく爆弾を撃ち出すようになる
- 爆発に巻き込まれたキツネがスピリットになって上へ昇り、通り道のブロックを削る
- ラビットスーパーバイザーのバフがその日いっぱい消えなくなる
どれを取るかで画面の見た目まで変わります。

上の画面は、報酬倍率が21倍まで積み上がった状態です。 ここまで来ると1画面が丸ごと吹き飛びます。気持ちがいい。
6. 買う前に知っておきたいこと
向いている人
- 数字が伸びるのを眺めるのが好きな人
- 放置しきりではなく、たまに自分で操作したい人
- 1回60〜90秒で区切られているので、短い時間で触りたい人
気をつけること
「多くはあなたのパソコンの性能ではなくゲーム側の制限による」と明記されています。爆発の数がそのまま負荷になります。
- フェレット爆破者を増やしすぎると重くなります。 これはゲーム内でも警告されていて、
- 画面はかなり激しく光ります。 爆発が重なると画面全体が白く飛びます。設定で画面の揺れは切れます。
- 対応言語は英語・簡体字中国語・日本語・韓国語・ドイツ語・フランス語の6つ。日本語訳はきちんと入っています。
物語は、永遠の樹のエッセンスを邪悪なジオマンサーに奪われた、という筋書きで進みます。 掘り進めると樹が少しずつ力を取り戻し、そのたびに話しかけてきます。
終盤の展開について(ネタバレ)
クリア後まで進めると、エッセンスを取り戻した樹の語り口が変わります。 森を守るためだと言っていたはずの相手が、山の一族の絶滅を口にし始める。 放置ゲームの体裁のまま、最後だけ後味を残してきます。最後はどうなるのでしょうか?秘密のままにしておきます。
なお、クリア後も遊べます。ジオマンサーが再登場しますが、これはゲーム内でも 「物語上の理由ではなくゲームプレイ上の都合」と断られています。
7. 基本情報
| タイトル | 無限 採掘団(Kin and Quarry) |
| 開発 | The Fox Knocks |
| 対応言語 | 英語・簡体字中国語・日本語・韓国語・ドイツ語・フランス語 |
| 操作 | マウスとキーボード(ゲーム内に「マウスとキーボードのみでのプレイを想定」と明記) |
| ストア | Steam(store.steampowered.com) |
まとめ
- 1日は60秒から。壊せるだけ壊して、強化して、また潜る
- 働き手6種類は役割で選ぶ。「その他」ブロックに弱い2種がいるので、層によって編成が変わる
- 掘った素材は自動でオーブになる。上位のオーブは深い層でしか手に入らない
- 層は14。ブロックの体力は10から52,000まで伸びる
- 強化は3本立てで、リセットされるものは1つもない
ぼーっと、ボコンボコンと破壊されていくのを見るのもよいストレスの解消です。