Open Street Mapなどのデータを利用して地図を描写するパッケージの紹介です。これまで、地図描写に便利な「RgoogleMaps」や「ggmap」,「Nippon」パッケージを紹介してきました。地図描写パッケージが増えてRの利用範囲が広がりそうです。
方位記号とスケールの描写に便利な「prettymapr」パッケージと組み合わせると利用範囲が広がります。参考に古都「京都市」を描写してみました。以外と京都市内は狭いです。
パッケージバージョンは0.1.1。実行コマンドはR version 3.2.2で確認しています。
パッケージのインストール
下記、コマンドを実行してください。
#パッケージのインストール install.packages("rosm")
実行コマンド
詳細はコメント、パッケージのヘルプを確認してください。
「prettymapr」パッケージは下記URLを参照してください。
https://www.karada-good.net/analyticsr/r-280/
#パッケージの読み込み library("rosm") #prettymaprパッケージの読み込み #インストールコマンド #install.packages("prettymapr") library("prettymapr") #prettymaprパッケージのsearchbboxコマンドを使用 #地図エリアを取得 MapAria <- searchbbox("京都", source = "google") #地図のプロット:osm.plotコマンド osm.plot(MapAria) #prettymaprパッケージを利用して方位記号とスケールを追加 prettymap(osm.plot(MapAria))
出力例
少しでも、あなたのウェブや実験の解析が楽になりますように!!