から食:ミクロの巨人!クロレラが秘める驚きのパワーとエビデンスのある摂取量
クロレラは「健康食品」のイメージが強いかもしれません。しかし、クロレラはただの健康食品ではありません。20億年以上も前から地球に存在する、“ミクロの巨人” と呼ぶべき驚異の藻類です。
生命の起源!?クロレラって一体なに?
クロレラは、顕微鏡でなければ見えないほど小さな、単細胞の緑藻類です。1890年にオランダの学者バイエリンクによって発見されましたが、その歴史は驚くほど古く、なんと20億年以上も前から地球に存在していたと考えられています。
その生命力の強さと、小さな体に秘めた豊富な栄養素から、 「生命の起源」 とも呼ばれているクロレラ。一体どんな秘密が隠されているのでしょうか?
小さな体に、ぎっしり栄養!
クロレラは、まるで “栄養の宝庫” 。たんぱく質を60%含むだけでなく、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、食物繊維など、健康に欠かせない栄養素がバランス良く含まれています。
- たんぱく質:筋肉や体つくりの栄養素
- ビタミン: ビタミンB群、ビタミンE、β-カロテンなど(ビタミンCはほとんど含まれません)
- ミネラル: カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛など
- アミノ酸: 必須アミノ酸を含む、20種類のアミノ酸
- 食物繊維: 腸内環境との関わりが調べられている成分
- クロロフィル: 緑色のもとになっている成分。体内での働きが研究されています。ただし、赤血球にはなりません
これらの栄養素が、私たちの健康を様々な角度からサポートしてくれるのです。
クロレラのパワー、徹底解剖!
クロレラについては、次のようなテーマで研究が報告されています。いずれも「そういう報告がある」という段階の話で、食べれば同じことが起きると約束するものではありません。
- クロロフィルと有害物質: 「デトックス」と語られる部分。人で確かめられた段階ではありません
- 免疫との関わり: 粘膜から分泌されるSIgAが増えたという報告があります
- 生活習慣との関わり: コレステロール値や血糖値との関わりを調べた研究があります
- 赤血球の材料: 鉄分やビタミンB12、葉酸を含みます
- 肌との関わり: クロレラエキスとしわの関わりを調べた研究があります
- 腸内環境との関わり: お通じの回数や、腸内細菌がつくる成分を調べた研究があります
研究のテーマの幅の広さが、この食品の面白いところだと考えます。
効果的なクロレラの摂り方とは?
クロレラは、粉末、タブレット、ドリンクなど様々な形で販売されています。
- 粉末: スムージーやヨーグルトに混ぜて
- タブレット: 水と一緒に手軽に
- ドリンク: 忙しい朝にもぴったり
では、どれくらいの量を摂取すれば良いのでしょうか?
多くのメーカーは1日3〜6gを目安としていますが、その根拠は曖昧です。そこで、クロレラの臨床研究論文を調べてみたところ、 1回3gを朝夕に摂取 しているという内容がほとんどでした。
つまり、クロレラの栄養を最大限に活かすには、 1日6g(朝3g、夕3g) を目安にするのが良いと考えられます。
1粒0.2gのタブレットなら、 朝15粒、夕15粒の合計30粒 。
研究で使われた量に合わせるなら、この飲み方になります。
20億年以上もの時を生き抜いてきた、驚異の藻類クロレラ。
その小さな体に秘められたパワーは、私たちの健康を支える大きな力となります。
毎日の食事にクロレラを取り入れて、食卓の幅を少し広げてみてはいかがでしょうか。
なお、クロレラは一般の食品で、機能性表示食品でも特定保健用食品でもありません。病気の治療や予防を目的としたものではありません。ビタミンKを多く含みますので、血液を固まりにくくする薬を飲んでいる方は特にご注意ください。通院中の方や薬を飲んでいる方、妊娠中の方は、かかりつけの医師や薬剤師にご相談のうえでお試しください。
あなたのからだにいい情報となりますように。