から食:スーパー食品「クロレラ」
クロレラは、栄養素を多く含むことから「スーパー食品」と呼ばれることがあります。この単細胞緑藻は、同じ重さで比べたときの栄養素の多さと、生き物を丸ごと食べられることで知られています。では、クロレラを日々の食事に足すとしたら、どこに良さがあるのか。そのポイントを見ていきます。
非常に豊富な栄養素
まず、クロレラは栄養素を多く含んでいます。乾燥重量ベースで50〜60%がタンパク質で、優れたタンパク質源です。このタンパク質は必須アミノ酸をバランスよく含んでいて、植物性タンパク質を摂取したい方にとって貴重な供給源となります。さらに、クロレラはビタミンB群やビタミンE、βカロテン、ルテインなどを含んでいます。なお、ビタミンCはほとんど含まれていませんので、そこは野菜や果物から摂ることになります。
次に、クロレラはミネラルの宝庫です。カルシウムやマグネシウム、鉄分が豊富で、これらは骨や血液をつくる材料になる栄養素です。特に鉄は、赤血球の材料として欠かせません。ただし、貧血には原因がいろいろありますので、気になる方は医療機関で相談してください。
クロロフィルと腸内環境
また、クロレラ特有の成分であるクロロフィルは、体内での働きが古くから研究されてきた成分です。「デトックス」という言葉で語られることが多いのですが、人で確かめられたといえる段階ではありません。緑色のもとになっている成分が、天然のままのかたちで入っていることが持ち味だと考えます。
さらに、クロレラは食物繊維を含みますので、腸内環境との関わりも調べられています。人を対象にした研究では、腸内細菌がつくるプロピオン酸が増えたという報告や、お通じの回数との関わりを調べた報告があります。ただし、結果は人によって違いがあることも合わせて報告されています。
育て方という切り口
もう一つの切り口は、クロレラが水と光と少しの栄養で育つ生き物だという点です。屋外の池やタンクで、20日ほどで収穫できるところまで増えます。畑も飼料もいらない食べ物として、戦後の食料難の時代から研究されてきた歴史があります。食べ物をどうやって確保するかという話とつながっている食品は、そう多くありません。
日々の食事に足すものとして
総じて、クロレラは栄養素の多さと、生き物を丸ごと食べられることが持ち味の食品です。これだけで健康になるというものではなく、日々の食事に足して、手薄なところを埋めるものだと考えます。気になる方は、まず少量から試してみてはいかがでしょうか。
なお、クロレラは一般の食品で、機能性表示食品でも特定保健用食品でもありません。病気の治療や予防を目的としたものではありません。ビタミンKを多く含みますので、血液を固まりにくくする薬を飲んでいる方は特にご注意ください。通院中の方や薬を飲んでいる方、妊娠中の方は、かかりつけの医師や薬剤師にご相談のうえでお試しください。
Amazonでクロレラを確認する
八重山クロレラがAmazon売れ筋ランキング1位で、この中では一番売れているようです。以下はAmazonアソシエイトのリンクです(順位や販売状況は記事を書いた時点のものです)。
・サンクロレラA 300粒:20日分
・八重山クロレラ 300粒:記載なし
・エポラ 青玉クロレラ 乳酸菌入り 240粒:30日分
あなたのからだにいい「食事」を考える情報となりますように。